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2009.05.29 砂漠と霧
オホーツクでの暮らしも、もうすぐ丸2年になろうとしています。

かなり慣れたつもりですが、オホーツクの独特な気候や習性に驚かされることもまだいっぱいあります。

根釧地方は酪農主体の農業地帯でしたが、オホーツクは野菜が中心です。酪農家もいますが、野菜と兼業であったり、数も少ないです。
根釧地方は冷涼な気候なため、野菜の量産に適さない地域が多く酪農中心となり、オホーツクは温暖で晴天率も高いため野菜がよく育つから野菜主体である、ということだと思います。
・・・でも、全てがそれでは無いようです。
この地方は雨が少なく気候も乾燥しています。だから、畑の作物がまだ育っていないこの季節、土が見えている季節は強風が吹くと、畑の土が舞い上がり、周囲一面砂ぼこりとなります。冬に起こる「地吹雪」と同じです。乾燥しているので畑の土は「土」というより「砂」。大規模農業地帯で、広大な畑が一面に広がるため、ほとんど砂漠状態です。ひどいときには車を運転していても、前が見えないほどですから。
なぜ、これほど乾燥しているのか・・・。
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先日、大阪で行われた「北海道暮らしフェア」というイベントに参加してきました。
なぜ、わざわざ大阪まで行ってきたかというと、そこで講演するためです。
北海道暮らしフェアというのは「住んでみたい北海道推進会議」という官民が協力し合ってできた団体が主催していて、何でも私が以前書いた本を見て講演を依頼してきたということです。
最初、この話があった時には、私なんかの素人が何を話せば良いのか・・・と少し戸惑い気味だったものの、私なんかを呼ぶという理由を考えたときに、生活に密着した等身大の話をしたらよいのだろうと思い、自分の少し貧乏くさい生活の中の出来事などを、独善的な視点で話してきました。

イベントは盛況で、北海道に移り住みたい人がこれ程多いのかと少しびっくりでした。
約30程の市町村のブースと住宅メーカーや北海道のブースなどがあり、参加者は興味のあるブースで話を聞いたり商談を行うという内容だったのですが、実際に市町村の人の話を聞いて、その地に興味を持つという人も多いようでした。
「当別町」のブースが人気で、人であふれかえっている状態だったので、担当の方に聞いてみると同様のイベントではいつでも当別は人気だとか。
札幌に程近いという立地が大きな理由とのこと。札幌に近い田舎という感じかな。
確かに札幌に近いというのは、生活していく上では非常に便利です。
何でも札幌に一極集中の北海道ですから、他の都市とは比べ物になりません。
イベントに来ていたのは、半数以上がいわゆる団塊世代や、仕事をリタイアして北海道で暮らそうと思っている少し年配の方々でした。
家族連れや若い夫婦、若者がもう少しいるかと思いましたが、想像以上に少なかったように思います。もちろん、皆無ではなく、いるのはいましたが。
土地を安く、時には無償で分譲したり、家の建て方を紹介していたり、割と細かいところまで相談に乗るといった感じでしたが、もうひとつ、やはり「仕事」についての紹介もあったら良いなと思いました。
農業担い手育成センターのブースはあったものの、一般サラリーマンを希望している人はどうやって仕事を探すのか、どんな仕事があるのかなんてコーナーがあればいいのに、なんて一貧乏人として思った次第です。実際に、参加者の何名かの方に仕事の探し方について質問されましたし。
一つ勉強になったことは、北海道の給与所得は首都圏の4分の3以下であるものの、使う金額が少ないため預貯金は多いというデータ。なるほどなるほど。年収200万円という人も多い東北海道の片田舎であり、民間会社や民間団体の職員はとーっても厳しい生活をしているという地域でも同様なのかどうかは???ですが、都会に比べて使うお金が少ないことは確かかもしれませんなあ。

ともあれ、いろんな刺激をもらった北海道暮らしフェアへの参加でした。
別に良い暮らしをしているわけではない私の話を聞いてくださった方々ありがとう!
2度の講演を2度とも聞いてくださった方や、楽しませてくれたバイトのお兄ちゃんにも感謝!
いろんな出会いがあるよね。



ブログはまめな性格じゃないとなかなか維持が難しいですな・・・。
おおざっぱな私ですと、ついつい更新をさぼってしまう。

あれから1年、オホーツクはもう秋、昨年生まれたBabyももう1歳。
月日の流れの早さを痛感してしまう今日この頃です。

閉鎖していた施設を借りて引っ越ししてきたのが去年の夏、
片付けと修繕と改装を全て自分たちで行い、
修繕途中の段階で今年の冬にオープンし、はじめての夏を終えようとしています。

とにかく、現状を何とかしなくちゃと言う、勢いだけで、
改修に明け暮れ、思うままにペンキを塗りまくり、物を作り、捨て、
独創的なインテリアに仕上がりつつあります(現在進行形)。
ま、独創的じゃなくて独善的という人もいますが、元々の施設が古いので
ある程度は奇抜にいかないと、勝負できないのです。

まだまだ、苦しい状態は続いていますが、ま、始めたばかりの宿ですから
仕方ないですね。
宿やってる人はみんな口をそろえて言います。
「3年間は我慢の日々だ」と・・・。

そんななかでも、なんとか楽しく生きていきたいと、
常に前向きなこの性格は、吉と出るか、凶と出るか。
結果が出るのはまだまだ先のことになりそうです。
2007.09.05 出産

えっと、この度無事男の子が誕生いたしました。ぱちぱちぱち!!
今まで、大した苦労もせず適当な人生を歩んできた私ですが、出産だけは本当にがんばったと思います。ああ、つらかったああ!無痛分娩にあこがれていたんだけど、北海道の地域医療事情(この場合はお産事情かな?)は結構深刻で、選択肢そのものが非常に少なく、憧れは憧れのままで終わってしまいました。フリースタイルとか、水中出産とか、自宅出産とか、LDRとか、今はいろんなお産スタイルがあるけど、こちらでは産院にあわせた出産となるのが現状です。


と、せっかくなので、ここでその厳しいお産事情について。
釧路管内と根室管内では産婦人科の減少が深刻で、もはや自分の思う通りのスタイルで出産をするということが出来にくくなっています。全道的に割と大きなニュースとなったのが、根室市立病院が産婦人科医の確保が困難なため、お産をやめてしまったこと。このことにより根室市民は、釧路市の病院まで2時間半の時間をかけて通うか、中標津の病院に通うかという、どちらにせよ不便な選択をしなくてはいけなくなりました。さらに、昨年、釧路市の三大病院の一つである釧路労災病院が産婦人科と小児科医の確保が難しいため撤退。数年前までは何軒かあった個人病院も出産の取り扱いをやめてしまい、今やゼロ。釧路市内で出産しようとすると、釧路市立病院か日赤病院、助産院しかなくなりました。産婦人科の減少で助産院の存続も危うかったようですが(助産院は提携病院が必要なため)、なんとかなったようです。

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2007.08.13 オホーツク

この度引っ越したところはオホーツクです。
いろいろと迷ったんだけど、オホーツク海側っていいなあ、なんて思ったのは魚釣りがきっかけ。今年の春からは何年かぶりにきちんと遊べる春というのを体験したんだけれど、もっぱら港での釣りにいそしんでいたのです。昨年までは、休みが全く無い状態だったので、久しぶりの海釣りは楽しくて楽しくて仕方がない。そんなときに「ああ、暖かい海の近くに住みたいな」と感じたんです。釧路根室管内の海ってとにかく寒い、冷たい、というイメージがあって、実際にその通り一年を通して水温は低い。まあ、それはそれでいいんだけど、なんだか無性に暖かい海が恋しくなって・・・。もともと、私たちは積丹半島が北海道で最も住みたい場所、なんだけど、下調べも全くできていないし、何よりも、積丹半島に住むのなら本当に自分の気に入った土地に住みたいというのがあるので、今回はオホーツクがいいかな、なんて。

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